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2015年11月15日日曜日

ケガをした処置について・・3

最近宇宙に興味があります。
自分の専攻は化学ですが、最近宇宙って何?
と永遠の課題とも思える内容を勉強しています。

宇宙はすこしずつ膨張している。。
ブラックホールって??

宇宙に存在するダークマター。
スターウォーズかと思いました。

アンドロメダ星雲など。 調べると非常に面白いんです。

男の子のお子様をもつご両親はわかるはずです。
ある時期からくる、宇宙の疑問の質問。

みなさまはどれくらい答えれるでしょうか??

冬は天文台にいき、ぜひ夜空をみてみてください。


今日は今回のエピソードの最終回です。

まとめまして、

むやみに消毒剤を使わない、 傷口に抗生剤をつけてガーゼなどで安易におおうのはやめましょう。 患部をしっかりと流水であらいましょう。 水で十分です。 家にハイドロコロイドが無い場合、 患部を流水で洗った後、市販のワセリンやプロペトで患部をうすく覆ってください。その後、サランラップで患部を保護し、外側にガーゼで保護しテープで貼る。 それで十分です。

 患部の水を使った消毒、 乾燥させない、 清潔にたもつ、 それを守って適切な傷口の処置をしてくださいね。湿潤させる目的として、皮膚を再生させるさまざな因子を活発にし、短期間でよりきれいな傷口の再生が可能になりますので忘れずに。


消毒薬は安易に選び、使用するものではない、と言いましたが100%害悪であるわけではありません。傷の状態、傷を負った状況によっては消毒薬は絶対に必要です。しかしここで考えているのは一般的な家庭治療レベル、の話でかつ緊急な対策です。必要十分なケアを行い、それでも化膿したり傷が深いような場合はすぐに受診しましょう。

 また、やけどの場合処置が異なったりすることも多いのですぐ受診するように こころがけておいてください。

お子様のきれいな傷口を再生させるためにも、しっかりと適正な処置にしましょうね。

薬剤師 かめ川

2015年11月14日土曜日

ケガをした場合の処置について・・2

前回のつづきになります。

寒暖の差も大きくなってきました。
食欲の秋、ですが、食欲は年中あるワタクシ、困っています。

先日チータラをオーブンに乗せてかるく焼き目がつくくらい焼くと非常に
おいしく、お酒がすすむすすむ。ぜひ皆さんもお試しください。

さて。本題です。

ガーゼについてですが。

消毒薬をぬって、ガーゼで患部を覆うことも避けたほうがいいでしょう。
ちなみに、皮膚に細菌が残っている場合でも傷は治癒していきます。

皮膚がきれいに治っていくためには、傷口に体の免疫反応の一種である、血小板、好中球などなど皆さんも一度聞いたことがあるような、ないような・・成分が大集合しています。これらの免疫細胞は、細菌をドンドン食べ、ある程度のばい菌の減少後は、皮膚の再生の為にいろいろな細胞が傷口を再生させるための成分を分泌します。分泌しているから患部は湿潤している、ということなんですね。

 これが、傷口がじゅくじゅくし、濡れている理由になります。
体の免疫反応を正常にしてあげるためにも、 この湿潤を保つためにも、傷口を乾燥させてはいけません。湿潤を保つことを忘れないようにしてください。(もちろん傷口を水で洗い流すことも忘れずに・・)

傷口の消毒は消毒液でしなくとも、水でしっかりしっかりしつこいくらい洗い流す処置で十分です。水道水での洗浄でいいのでしっかり洗い流してください。 
傷口にもし、異物が入っている場合は軽い洗浄後すみやかに受診することが重要です。(流水だけでは不十分の為)。
 入浴に関してですが、傷を受けた当日はしっかりとした洗浄と患部の保護をした場合、傷口があたらないように入浴しましょう。 翌日以降はそこまで患部には神経質にならず、入浴。 患部に雑菌がたまってしまうと逆効果ですので、完璧に水を避け入浴をさける、ということも好ましくありません。

 ガーゼで患部の保護をしたい、といわれる方が多いのですが、ガーゼを傷口に直接あててつけたまま半日放置したりすると、傷口がすっかり乾いてしまいます。これでは傷の治りも遅いだけでなく、きれいな皮膚が再生されません。
また、ガーゼを貼ったままそのままにすると傷口とガーゼが貼り付いてしまいます。経験のある方も多いでしょう。(ガーゼを剥がす時にうすい皮膚や正常な細胞を全部剥がすことになってしまいます。)
大量の出血、傷口から出ている成分をきちんと拭うという目的でガーゼは使用してください。患部の保護であれば後述します。

 保護という目的であれば違うチョイスが可能です。
傷を保護し、湿潤を維持できるものでドラッグストアなので購入できる有名なところでは、 キズパワーパッド。この商品でなくとも、ハイドロコロイドと記載されているものであればお勧めですが・・しかし値段が高い。PB商品が出てきたといえまだまだ値段が高いですよね。


3日-5日間、はがさずに使用できる、とありますが、傷が大きかったりすると組織からの浸出液でふくれ、すぐ剥がれてしまいます。水分を吸収する成分が配合され、傷にあたっている部分はぷっくりと膨れます。傷口にもひっつかず、また傷口が空気に触れないので化膿しにくいものになります。とてもいい保護剤だとは思いますが何せ高い、1枚100円強。数日は貼り替えなくてもいいとは書いてありますが、普段の生活には水がつきもの。この素材は水分がついてしまうと膨れます。そして やはり汚れてしまうもの。我慢せずに、張り替える場合は素直に張り替えてください。

続きは次回・・・

薬剤師 かめ川

2015年11月11日水曜日

ケガをした処置について・・1

季節的にも涼しくなってきました。
外で遊ぶ子供たちもおおく、 よく怪我をして帰ってくる子供たちに
手を焼いておられるご家族が多いのではないでしょうか。

一昔前は、怪我をしてしまったら、 消毒剤である赤チン、イソジンでバリバリと消毒をしガーゼで患部をしっかりと覆っていました。 
ガーゼはがす時、痛くなかったですか??傷に再生された皮膚が一緒にガーゼと剥がれ落ちませんでしたか??
また、傷口はよーく乾かしなさい、と。そう教えられた時期もあります。 中には市販薬で、傷口を乾かすパウダー状の外傷治療薬もあるくらいです。

 しかし!

今は軽度な傷であれば、公園などで怪我するレベルであれば傷口は乾かしてはいけません。
また、ごしごしと消毒薬で患部を消毒したり、ガーゼと消毒薬で覆って絆創膏を貼ってはいけません。
昨今の宣伝、ネットの普及で傷を乾かさないで治す、という標榜がありますので知っておられるかたも多いのではないでしょうか。いまさら感の話題ですが、時々うみがめ薬局にお手伝いに行きますと、まだまだこの乾燥+ガーゼ+消毒治療を行っておられるご家庭も多く、びっくりしています。

 消毒剤は、消毒剤がもつ独自の力で、ばい菌に作用します。しかしその作用はもちろん正常な皮膚や細胞にすべて分け隔てなく作用してしまいます。
イソジンの消毒による細胞の影響はさまざまな論文で昔から書いてあります。


イソジンの消毒などは殺菌、よりも皮膚などの組織の回復を大いに遅らせ、きれいな皮膚再生を邪魔してしまいます。とても怖いですよね。

また、忘れてはいけませんが、細胞の消毒の能力は酸化力。

傷口には、ばい菌だけでなく多様なモノがあります。膿、血、たんぱく質。
それらにもちろんこの酸化力で殺菌するわけで、 ばい菌だけへの消毒作用は、傷口から出るさまざまな成分も消毒するので相対的に弱まってしまいます。
その為、消毒という目的で、消毒液を使って傷口を消毒する、という行為は一般的な傷であればお勧めはできません。

いいことがひとつもないような気がしますが事実です。 
傷口に必要な細胞も殺してしまい、また、殺菌力も弱い、これでは意味がありません。
 上記の理由から、殺菌消毒薬でごしごしと患部を洗うのはさけましょう。

続きは、次回・・

薬剤師 かめ川



2015年11月9日月曜日

ここ連日は・・


ここ連日は、咳症状する人を非常に多く見かけます。
嘔吐やお腹がゆるいお子様も多く受診されています。

嘔吐症状が強い場合は、胃腸の調子がわるい事があるため
食後にお薬を内服させるのはあまりおススメしません。

お子様が飲めるタイミング、状況で内服されてくださいね。

保育園などでお昼の時間帯に服用が極めて難しい場合は
起床時、夕方、寝る前と臨機応変に内服のタイミングをずらしてみてください。
数時間のずれは、そこまで気にしなくてもかまいません。
お薬を服用させる、ことがとても大事です。

寒暖の差が激しい光地区です。
体を冷やすものはさけて、冬を迎えてください☆

話は変わりますが、
近隣の医療機関である、やまて小児科で勉強会があり
先日参加させて頂きました。

その話題の中にひとつ、
アレルギー対応ケーキの話があり試食させて頂きましたが
とてもおいしいな、と率直に思いました。



卵・乳製品・小麦を使わないアレルギー対応のケーキとしてご好評をいただいている「すこやかケーキ」シリーズになります。

スポンジがフワフワとしてしっとりと味が落ち着いています。

なめらかな豆乳クリームを使用しているようで、これはいいな。とうみがめ薬局スタッフ一同思いました。

味もいいので、おすすめデス☆




ネットで販売しているようなのでぜひ参考にされてくださいね☆


タカキベーカリーのサイト

薬剤師 かめ川