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2015年9月3日木曜日

白米を玄米に変えて血糖値改善・・?エピソード3

さて、前回の続きですが、

ブドウ糖果糖などが多く入っているものはおすすめしません。(もう何年も前にアメリカでは不買運動が広がっていました)とうもろこしが原料となっており天然由来の甘味料に一見おもえるかもしれませんが、この成分はとうもろこしを分解させ合成して効率のよい糖分甘み成分を精製しています。 
より甘く、調整しやすい状態にしていますが、合成品という点、果糖である点に注意しましょう。

ブドウ糖はエネルギー源となりますが合成品の多量の果糖に関しては、肝臓で代謝しきれずに必然的に中性脂肪になってしまいます。
おまけに、ブドウ糖は(飴をなめてわかるとおり)、
摂取後軽い満腹感が得られますがこの合成品の果糖は、
満腹感も得られず血糖が上昇しているのにまだ甘いものを欲しがるといった矛盾なことが生じることがわかっています。 

果物には果糖という甘み成分があります、しかしこの果糖は天然の果糖です。

果物はさまざななミネラル、微量な栄養素、食物繊維が複雑に絡み合って果糖が体にゆっくりと吸収されますので従来のような危険な合成品の果糖の吸収結果にはなりません。合成品の果糖は血糖をあげずに、余分なエネルギーは中性脂肪にするという性質があります。
論文が探しきれなかったのですが、合成品の果糖は、体内多量摂取後体の酸化物質レベルをあげ、炎症反応を促進するとも言われています。 ・・怖いですよね。

清涼飲料水を一気にとる場合は十分に注意しましょう。

さて、砂糖という糖は、 ブドウ糖と果糖からなっており、これも吸収する上では砂糖をブドウ糖と果糖に分解しなければいけないのでやや吸収に時間がかかりますが、ブドウ糖単体の比ではありません。
しかしいずれにしろ、砂糖も素早く体内の血糖を上昇させることにはかわりありません。
ここまで白米よりも、糖という観点にスポットライトがあたっています。では、白米は、でんぷんなどの多糖類なので分解するにはやや時間がかかる。
では・・・
精製している、という考えから パンはどうか。 うどんはどうなのか。
小麦粉です。

パンは小麦粉なのでもちろん、白米と同様に炭水化物。
パンももちろん血糖を上げます。パンとご飯、どちらを多く食べていますか?
パンの方はかなり要注意です。 なぜか。 

それは・・・次回。

薬剤師 かめ川